京都の市場の歴史は、平安時代の「東西市」に端を発するとされ、時代とともに市場の形が変化してきましたが、大正12年3月に公布された中央卸売市場法に基づき、京都市中央市場は、昭和2年に日本初の中央卸売市場として開設しました。(昭和2年12月11日に鮮魚部、塩干魚部及び乾物部を開市し、昭和3年1月16日に青果部を開市)
京都市中央市場の開設当時は鉄道輸送が主流であり、鉄道引き込み線を備えたプラットフォーム型の市場として、その後、全国各地で建設される中央卸売市場のモデルとなりました。また、戦時体制下の物資統制、戦後の物資欠乏などの困難な時期を経て今もなお変わらず、京都市内はもとより、京都府内、滋賀県、その他近隣府県の生鮮食料品等の円滑な流通を担う拠点として大きな役割を果たしています。
昭和2年開設時
卸売場
昭和2年開設時
仲卸売場
業種 | 部別 | 業者・団体名 |
---|---|---|
卸売業者 | 青果 | 京都青果合同株式会社 |
水産 | 株式会社大水京都支社 | |
大京魚類株式会社 | ||
仲卸組合 | 青果 | 京都中央市場青果卸売協同組合 |
京都野菜卸売協同組合 | ||
水産 | 京都全魚類卸協同組合 | |
京都塩干魚類協同組合 | ||
関連事業者 | 加工食料品卸 | 京都中央綜合食品協同組合 |
その他 | 京都市中央卸売市場関連事業者連合会 | |
小売組合 | 青果 | 京都青果物小売協同組合 |
水産 | 京都水産物商業協同組合 |