2017.03.27
その他
京都市中央市場から15分ほどの距離にある壬生寺は、新撰組や壬生狂言などで有名ですが、京野菜のひとつ壬生菜にも縁があります。
壬生菜は名前のとおり、壬生地域が発祥の地です。昔は水の多い場所でしたので、葉っぱがギザギザした水菜が栽培されてきたのですが、突然変異で葉の丸い菜っぱが誕生し、壬生菜と名付けられました。
この3月27日には、語呂合わせで三二七(みぶな)法要祭が行われました。京都市中央市場からは、⻘果物の卸売会社である京都⻘果合同株式会社より壬生菜が奉納され、京野菜の販売が行われました。
そのほか、京漬物の販売、壬生菜を使った白味噌味の椀物が振る舞われ、集まった参拝客は緑色の壬生菜に春の訪れを感じられているようでした。