2017.03.31
旬の食材
イチゴは近年、品種が増えて多くの名前が店頭に並ぶようになりました。京都では主に、九州や四国から、さがほのか、あまおう、さちのか、ゆうべにが多く入荷されます。あまおうは「あまい」「まるい」「おおきい」「うまい」を組み合わせた名前で贈答用にも使われ、さがほのかはこれからの高温期でも酸味が出にくく、⻑い期間市場に出回ります。
イチゴはビニールハウス栽培で、暖房によって気温の調節は可能ですが、日が照らないと色がつかず、地温も一定を保たなければならないなど、気候の変化に敏感です。今年の入荷について、2月頃は一気に出荷されましたが、4、5月は去年より出荷が少なく、価格も去年より上がる見込みです。
選ぶときは、においが強くてヘタが緑色のものがおいしく、日持ちはしないため、お買い求めのあとは早いうちにお召し上がり下さい。青果物の卸売会社である京都青果合同株式会社さんにお話をうかがいました。